五月病雑文祭

参加しようと思ったのだが、なんか死のうという言葉で終わる文章を書くのが根本的に自分には合わない感じがするので、代わりにこれを参考まで。
http://jouno.s11.xrea.com/works/houratu.htm
ちなみにこれを書いたとき、ぼくはまったく憂鬱ではなかった。むしろノリノリだったといってもいい。なんだそりゃ。


 涙のイマージュにはどこか最高の幸せの感覚が備わっている。どんなかなしみの涙にも、悲痛な慟哭にも、やはり、幸福のエッセンスがふくまれていることはおそらく否定できない。だからこそ、ひとは涙を夢にさえ見る。
 瞬間のなかで破裂する、世界の粒のイメージ。