続報 言葉狩りをすべきではない

幹は、「在日」というキーワードを削除する、というそちらの行為にあると思うんだが。いくら特定個人にとって嫌な言葉でも、それが言葉として存在し、使っている人間がもっぱら被差別的に使っているようなものなら、キーワード登録に文句を言うのはともかく、抹殺するのはどうかと思います。今の「日本人」の定義以上に、いい方向に調整が進んでいたと思っていたんだが。あ、謝罪と訂正って言われてるんで一言、この行為に対して「絶対に承服できない」と自己正当化しているテキスト部分に、「○○○」という言葉(人格評価)を使ったのはお詫びします。

 謝罪があったことは一定の評価に値すると思います。
 そのことは明記しておきます。
 が、「既知外」の文字をここで使用しないのは、まさしく言葉狩り的態度だと考えます。言葉狩りというキーワードの説明文にも記述がありますが、同日の日記にかかれているような、「削除」など、もとから誰も求めていないわけです。謝罪と訂正を付加することが求められてたわけで、そうするなりそれに反論するなりすればいいのであって、単語の削除は、そもそも問題を隠蔽するものに他なりません。
 また、ことが管理人さんの要求によるものだとして、具体的なクレーム内容はわかりませんが、もしも、本当に、このような、侮蔑的でないことが明らかな引用的使用まで禁じられるような一律の語句への禁止なら、それは抗議されていいものでしょう。

(管理サイドとして主観的な判断を避けたいことから一律禁止を要求したという場合も考えられそれはそれで理解できますが、もしそうだとしてもやはり不当性は残ります)

 また、言葉狩り的に事態をあやまって判断しておられることについては、ひきつづき、「病気」あつかいにしていることからもあきらかで、語句だけが問題であるかのように事柄を描いていると思います。

 また、確認しておきますが、今回の件と、在日キーワードの編集削除の件は、相互に独立した別件です。在日キーワードの問題について、今回の氏の発言の引き金になったよんひゃんさんのテキストが、あらためて非難を行っているわけではありませんし、またその後の抗議においても、そのことを問題にしているわけではないからです。

 当該の日記では、キーワード編集の方針の説明で、過去の経緯を事実関係を述べたに過ぎず、それをもって、論争の蒸し返しと捕らえることは事実に反します。「絶対に承服できない場合」という表現は、その在日キーワードの問題の当時、キーワード編集を行った理由の説明として行われたものであって、現在、絶対に承服できないぞという、メッセージとして述べられたものではないことは、読めば明らかです。

 ことさらに、在日キーワードの件を持ち出すのは、あきらかにミスリードです。在日キーワードは、わたしも、最善の対応としては抗議編集追記といったことをすべきで、削除は避けるべきだったと考えますが、(すでに書いたように状況から理解できる対応ではあったと考えていますが)、そのことと、氏の侮蔑的反応の是非は完全に独立した事態でしょう。くりかえし、確認しておきます。

 また氏はキーワード登録や編集を活発に再開されたようですが、それは個々に具体的な中身に則してみなさんがそれぞれ判断されると思います。