自民大勝

憲法がなあ。ここまで勝つとやばいよなあ。それと、売国というフレーズがなんのアイロニーもなく飛び交っている状態はいやだなあ。なんか、反米左派の言説も、対米依存はいかんという形で、そういうナショナルな磁場に思いっきり引きずられてるし。しかし、これは国民の意志なんだろうから、本当に、世の中、内容を問わず革新とつよい指導力を求めてるらしい。クリシェ的な安直な言い方だけど、ファッショに、すくなくとも何かよく似た状況にはなりつつあるような気はするなあ。やっぱ不況が悪いのか。サッチャーレーガンが何をしたかを考えると憂鬱な話だなあ。民主党がいかに決定的に信を失っているかだよなあ。

あ、あと総選挙はてなの精度はけっこう高かったんじゃないだろうか。

中村喜四郎当選。うんざりする話。竹下登が当選したときもうんざりしたが。

追記
小選挙区制なので、過剰反応は禁物。民意の情勢は比例区で見るべき。
都市浮動票が基盤であったということは、かならずしも政権は将来的には安定ではない。逆にも動きうる。
ただし、民主党の現体制については完全にノーが出されたと見るべき。今回のネックは、小泉批判票が民主党に流れなかったこと。批判票がなかったわけではない。分散していたことが小選挙区に現れた。

にしても直後だけあってわれながら月並みな反応だなあという気がする。