十二国記を途中まで読んだ。

テンポがかなりたるいと思ったのとユーモアなくてつらい状況ばかり出てくるのでけっこうきつかった。さすがに風の万里あたりになるとやっと面白くなってくるのだが、人に勧めるかというとぼくとしてはそれほどすごく好きとはいえないというあたり。まあ、あと倫理的問題設定が耳が痛いのもあるかもしれない。うーん、しかしやはり、たるいというか、やや冗長な部分があるのは確かだと思う。いや、普通には面白かったんだけどね。

ところで、風の万里の感想は一言で言うと、

暴れん坊将軍かよ!

ということで。

スカーレット・ウィザード シリーズ

スカーレット・ウィザード〈1〉 (C・NOVELSファンタジア)

スカーレット・ウィザード〈1〉 (C・NOVELSファンタジア)

スカーレット・ウィザード〈2〉 (C・NOVELSファンタジア)

スカーレット・ウィザード〈2〉 (C・NOVELSファンタジア)

スカーレット・ウィザード〈3〉 (C・NOVELSファンタジア)

スカーレット・ウィザード〈3〉 (C・NOVELSファンタジア)

スカーレット・ウィザード〈4〉 (C・NOVELSファンタジア)

スカーレット・ウィザード〈4〉 (C・NOVELSファンタジア)

スカーレット・ウィザード〈5〉 (C・NOVELSファンタジア)

スカーレット・ウィザード〈5〉 (C・NOVELSファンタジア)

こちらは文句なしに大好きな作品。かっくいい。非常によくできた冒険活劇。
魅力的な登場人物とユーモア、無茶で乱暴な実は非常に正統派の純愛物語。
台詞がいちいち決まっているというか、こういう見得の切り方は必要だよな。

あと、登場はこのあとのシリーズになるけど、ダンはお気の毒というか、気持ちはわかる。