ゲームブック

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ドルアーガのやたらに分厚い赤い表紙のゲームブックvermilionのネタ元のひとつなのはみんなの秘密だ!

ゲームブックはゲーム性と同時に探索的な楽しみもありますね。あのときあっちにいってたらどうなってたんだろうかという。そこで、完全に選択によってなりゆきが左右されるシステムにするか、サイコロなどの偶然性を導入するかでも違う。

ちなみに小説における展開という点でいうと、小説というのは何でもありなジャンルなので、エンターテイメント限定という留保はつけたい。内面など決して描写しない、存在させない小説もけっこう大きな潮流としてありますし。

課題とその克服のヒントを与えること、これがゲームの必須条件でしょうね。手がかりがなければ、克服できるかどうかが偶然に依存してしまい、プレイヤーは状況から疎外感を感じる。困難もなく達成できてしまうと意味がない。課題がなければゲームとして成立しない。

或る意味で、不断に謎をかけつづけること(クイズではなく謎)が、ゲームブックに必要なことかもしれません。

あと、分岐の管理にどうしたってなんらかのソフトはほしいところ。