ゲームブック
http://d.hatena.ne.jp/gamebook/
ドルアーガのやたらに分厚い赤い表紙のゲームブックがvermilionのネタ元のひとつなのはみんなの秘密だ!
ゲームブックはゲーム性と同時に探索的な楽しみもありますね。あのときあっちにいってたらどうなってたんだろうかという。そこで、完全に選択によってなりゆきが左右されるシステムにするか、サイコロなどの偶然性を導入するかでも違う。
ちなみに小説における展開という点でいうと、小説というのは何でもありなジャンルなので、エンターテイメント限定という留保はつけたい。内面など決して描写しない、存在させない小説もけっこう大きな潮流としてありますし。
課題とその克服のヒントを与えること、これがゲームの必須条件でしょうね。手がかりがなければ、克服できるかどうかが偶然に依存してしまい、プレイヤーは状況から疎外感を感じる。困難もなく達成できてしまうと意味がない。課題がなければゲームとして成立しない。
或る意味で、不断に謎をかけつづけること(クイズではなく謎)が、ゲームブックに必要なことかもしれません。
あと、分岐の管理にどうしたってなんらかのソフトはほしいところ。