それから
クラブなら何でもいいのかという批判自体には意味がないわけではないので、クラブ成立の要件みたいなものを議論する必要はあるのかもしれない。すくなくとも、クラブに対し、このクラブはクラブとして成立していない、あるいはクラブとして不適当である、という理由で削除要請が出された場合に、評議会になった場合、妥当な基準を議論する必要は感じないではない。勿論、多くの場合、それほど迷うようなことではないし、ルールで要件を決めるのは微妙な境界領域があって、個別事例抜きに一律基準はむずかしいと感じるので、はてながわの見解を求めるというのが適切だとは必ずしも思わないし良識が機能すればそれにこしたことはないのだけど。
追記。
クラブの特権というような誤解を排するために、クラブ・キーワードの運営のためのクラブ・キーワードの利用者の間のコミュニケーションは、企画によっては必要だけれども、それはキーワードシステムから独立した「団体」的なものではないし、それに「属す」、ということはありえないし、したがって、「属す」ひとであるかどうかが、クラブ・キーワードを登録できるかどうかと関係がある、などということは一切ない、ということは明確化されるべきだと思う。システム・ルール的に有意味なのは、そのキーワードが記述する企画がクラブとして適切であるかどうかということであって、登録主体が誰かということは関係ない。その意味では、ルール的に規定されている意味では、(団体としての)「クラブ」は(キーワードのクラブ・カテゴリーに関する認定に関する特権という意味では)「存在しない」という言い方をしてもいい。