はてなダイアリークラブの性質

http://d.hatena.ne.jp/jouno/20031229#1072728322

クラブは普通イメージするような団員のいるクラブではないということの続き。

でもまったくの利用者の集合というにはためらわれる、というあたりをどう説明すればいいか。

で、簡単なことに気が付いた。

クラブは2chのスレッドにたとえるのが一番イメージが近い。
クラブ・キーワードを立てるということは1さんになることに近いし、クラブの参加者は「住人」という感覚にやや近い。

ただし、スレッドよりは、距離感が遠い。

クラブは日記を貫いて現れる仮想的スレッドのことで、だから、2chの名スレッドの企画は、クラブになりやすいだろう、という類推はかなりいい線いっている。ただし、続きもの的なものは距離感の遠さからしてよりむずかしい。ただし距離感はむしろプラスに働くほうが多くて、スレッドと違い「荒れて」も荒れるのは本人の日記だけだし、反射的なレスはできないので、きちんとした参加にならざるを得ない。もちろん、それは、進行ののろさとか敷居の高さとトレードオフなわけだけど。

そういうことは従来の参加者は基本的に気がついていることだけれども、ヘルプの文言だけから言うと分かりにくいのは確かだと思うので、この線で、説明していくのが、いいのではないかとおもう。

ちなみに、blog一般でのfriday fiveという企画も類似のものととらえていいんじゃないか。あれは捕捉という契機が薄いけど。

もっとも違うところも多々ある。違うところがあるからこそ、新キーワードを勝手につくったことが問題なのだし。あくまでもこの比ゆは、メンバーシップあたりの類似性を中心に限定したほうがいいのかもしれない。