キーワードモデレーションシステム案
http://d.hatena.ne.jp/hatenadiary/20040326#1080293505
- はてなダイアリーキーワードは、キーワード作成者以外の複数のはてなダイアリーユーザーにとって有益な言葉のみ登録可能とする
- キーワードの品詞を問わない
- 各キーワードには、はてなダイアリー市民が投票可能な賛成・反対のアンケートシステムを設置する
- はてなダイアリー市民は、アンケートシステムを用いてそのキーワードが「キーワード作成者以外の複数のはてなダイアリーユーザーにとって有益」であるかどうかを投票可能である
- 全得票数のうちの、賛成票の割合をスコアと呼ぶ(例えば0〜10)
- はてなダイアリーユーザーは、自分の日記に自動リンクするキーワードのスコアのしきい値を設定可能である(例えば5以上など)
- しきい値が一定割合以下のキーワードは、自動的に削除される(例えば1以下など)
- 削除予定キーワードシステムは廃止
- 各ユーザーがこれまでに作成したキーワードを、第三者が一覧として閲覧可能とする
- 各ユーザーがこれまでに作成したキーワードの数と、そのうち自動削除された数を第三者が閲覧可能とする
- あるユーザー(A)がキーワードを作成する際、以下の数字がキーワードの得票数として作成時に設定される
- Aが作成したキーワード数 - Aが作成して削除されたキーワード数 => 賛成票
- Aが作成して削除されたキーワード数 => 反対票
- あるユーザーがこれまでに作成したキーワードがどのように評価されているかを、次の新キーワードの評価として反映する
あまりまとまってません。メモ的に。
原則的には賛成。
ただ、名詞限定は維持すべきだと思う。
もっともこの提案は本質的には主観的な意味論的判断を排除することだと思うので、それとどう整合させるか、という点がある。
間接的にキーワード作成者にカルマがつくところはとくに有益だと思う。ただ、「これ」とか「ほしい」とか「とか」とか、「とくに」のようなキーワードまで完全にモデレーションにまかせて大丈夫か、というのはやや危惧がある。フレーズも許可するのであれば、自作の文章や、揶揄、罵倒につかうひとが出てくる可能性もある。
また、今回のアンケートの結果も反映してほしい。つまり、ガイドライン的なレベルで、原則的な指針として、単に自動リンクだけを目的としたものではなく、実質的な内容が記述できるキーワードを登録してください、という感じの文言をいれてほしい。
というわけで、デフォルト設定では、キーワードの初期値は自動リンクが発生しないが削除されないレベルにする。
というようなパラメータ設定が必要だと思う。
キーワード作成履歴のカルマでは、大量に作ったということがプラス評価にイコールになるのは問題。被削除数がマイナス評価になるのはよいと思う。被削除数だけ反映させたほうがいいのではないか。
関連でbulkfeeds searchへのinterwiki的な簡易記法を用意してほしい。
それから、複数ID取得対策の強化は必要だと思う。
しきい値による削除は一定期間の猶予期間が当然必要だと思う。つまり、キーワードの周知期間。また、デフォルトの初期値は、閾値より上でないと、反対も賛成もないキーワードが削除されてしまうので、閾値より上になるようにしてほしい。
誤登録の削除はどうするか。作成者は問答無用で削除可能にしたほうがいいかもしれない。ほかのひとが必要だと思えばまたつくればいい。
また、個人攻撃対策のために、反対一票での削除というような事態も避けたい。
関連
http://d.hatena.ne.jp/jouno/20030819#1061300900
参考 スラッシュドットのモデレーションシステム
http://slashdot.jp/faq/com-mod.shtml
なお、アンケートもなされてます。
http://www.hatena.ne.jp/1080297898