2004-08-30から1日間の記事一覧

恰も自らの残像のごとく

それはそれで鬱なのである。鬱という字は、討つと書く。何を討つのか。討つといえば当然、主君の仇である。君、君たらざれば、臣、臣たらず。革命の秋はすでに近い。そういうわけで、私は近くの公園の毒々しい池を見下ろしてぼんやりする物体であった。毒々…