キーワードの階層。

 じつは気にするようなことではないと思う。知りたい語があれば検索すればいいので、人力で探すということはないのだから、形式的にツリーがどうなっているのか、というのはあまり重要なことではない。
 むしろ特定の適正なツリーのありようをさだめることに危うさがあるので、ひとつの語が複数の階層に複数の仕方でぐっちゃぐちゃに所属していてもいいと思う。

 つまり分類することのメリットって具体的に分類したことによって何を得ようとしているのかわからない。検索すれば索引を引かなくてもたどり着けるし、ツリー形式の目的をまず教えてくれなければ、分類それ自体の適正さなどというものはなくてつねに目的とリンクしたものでしかないでしょう。