言及されること、リンクされること、引用されること
を、制限したい人はいつまでたってもなくならないようだ。この件についてはネットでは散々議論があって、面倒なので繰り返さないけれども、少なくとも、言及し、リンクし、引用することを勝手にやってはいけないという常識はかつて形成されたことがないし、これからも形成されないだろう、ということは、いえる。むしろ逆のコンセンサスが成立しつつあるように思うけれども、それについては一応、多数派になりつつあるようだ、という表現にとどめておく。なぜそうなのかについては、個々で検索でもしていただきたい。この議論は本当に飽きるくらいやられてきたことなので。連邦騒動とリンクは自由というページへのリンクだけ張っておく。
http://members.jcom.home.ne.jp/makina17/r/link.html
http://www.sal.tohoku.ac.jp/~gothit/webpolicy.html
なお、単に発信側にたって、読者と交流する必要を認めない、というのはひとつのポリシーとしてもちろん、大いにありだと思う。それはリンクや引用や言及の禁止ということではなく、単に反応されても反応しなければいいだけだとおもう。反応されることは、決して避けられないことだからだ。ついでにいえば、そういうポリシーの人はコメント機能を切っておくべきかと思う。オフにできる機能を生かしておいて利用してはいけないというのはいただけない。
あ、あともちろん、礼儀とか気を悪くするとかそういうことはある。ただ、そういう場合、やはり気に入らない言及やリンクの内容を問題にするべきで、言及やリンクすることそのものに文句をいうのは少し行きすぎだろう。あと当然、不正確な引用には抗議したほうがいい。とかいろいろあるけど。
自分の日記というのは公的なものではなく、ゆえに多少のあやうい言動はゆるされるという観念が面白い。これはじつは間違っている。読むほうにとっては、どちらも区別がないからだ。ホームページは、「ホーム」ではない。