マドンナ「アメリカン・ライフ」ASIN:B00008IEUP

ぼくはほとんど音楽を論じる言葉をもたないのだけど、これはとてもよいとおもう。誰かが、この絶望と空虚さから次作では彼女はさらに飛躍するのではと書いていた。そういうことはわからないが、ぼくは音楽家として彼女が信用するに足ることを知る。ある意味で、こんな世界の状況に、おっちょこちょいな反応をせずにはいられないほうが、神経としてはまともなのだ。だから、彼女の発言はそれとして、(ぼくは尊敬に値すると思うけども)それが表現の苦悩につながることが信用できる所以だと思う。もちろん、ぼくはほかのアルバムを知らないので、相対評価でいいのかどうかはしらない。それと、不思議に不安を掻き立てる曲だということも付記。

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