煙草煙草

http://www.venus.dti.ne.jp/~drmayumi/pg000102.htm
なんか反響が大きい。
ポイントは煙草が中毒だというのは比喩ではない、ということだろうと。
喫煙習慣は健康に悪い趣味ではなく、病気、依存症(比喩表現ではなく医学的な意味で)なのだという認識だと思います。自発的に好きだから吸っているというのは錯覚である、というのが核心だと思います。その是非によっては大分、姿勢が変わらざるを得ないというか。まあ、たとえばエイズになる自由というのもあるわけですし、副流煙のことさえあれならべつにいいよというのが良識的なように見えたりしますが、煙草が嗜好品だという認識のほうが問題だと思ったりします。喫煙習慣は病気。なので、逆にいえば、「あたかも道徳的な悪いことのように声高に非難する行為」もどうかとおもう。健康増進法がらみでいろいろと動きはあるようで、分煙というのが進行してて、副流煙のこと考えるとまあそれも仕方がないとは思うんですが、それ以前に、喫煙者にたいしては「心配する、同情する、それが愛する人なら悲しむ」というのが本当じゃないかなあと。道徳的に非難するのは違うような気がするし、そのせいで、喫煙する人が反発するって言うのも変な成り行きな気がする。
というか、煙草を公共媒体で宣伝していいってのがまず問題なんだとおもう。

ついでにいうと、この、自発的選択という主観的な意識の元に、客観的に見るとなにかに隷属している状態、というのはかなり射程の広い見方だったりするとおもいます。自発的な行為だ、という当人の意識ほど当てにならないものはないわけで。

あと、ほかのもいいんですけど、なんか「脱煙」に納得。