辞は達するのみ、必ずや名を正さんか
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http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0425.html
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0726.html
孔子を出したことについて、もちろん、ぼくは権威主義者だからね、と言ってみるのも面白いんだけど、それでは面白いだけなので。
孔子は、辞は達するのみ、といっているけれども、また、必ずや名を正さんか、ともいっている。だから、一方だけを出すのはじつはご都合過ぎるので、じゃあ、ということで、荘子を補助線に引いてみると面白いんじゃないかな、という話。
ちなみにぼくは漢字文化圏の文芸論の根底に常に存在してきたのは荘子という本だったと思っています。
訂正。必ずではなく、必ずやという訓読が普通のようです。