俺はいい。殿下が濡れておいでなのに……
デスノートってむかしミザリーだかなんだかでやってたような記憶があるけれども定かではない。
自作自演を嬉々として主張するやからや、直接迷惑をこうむったわけでもないのに居丈高に「国民」をバックに自己責任といいたてるやつや、そらみたことかと撤退をせまるやからはぼくには到底信用できない。陰謀論にはもう少し冷淡であるべきだろう。必要なのは憶測や仄めかしではない。
プラグマチックな真理論や功利主義を原則としてぼくが信用しないのは、損得は基礎的な事実ではないからだ。利益や損得は認識に依存する高度に観念的な構築物である。基礎的な事実は「わたしにとって何が得で何が損か」ではなく、「私が何を欲し何を避けるか」である。
ぼくの自己評価は基本的に低い。単に普段はそのことを考えないようにしているだけだ。
大デュマ、ユゴー、スタンダール、ディケンズあたりはエンタメのひとは技術的に必読だと思う。めっぽう面白い。
ブオーンは強すぎる。
ラノベ・スペオペという分野での吉岡平の存在感はかなりのものだとおもう。
「若者」は群れで行動するところが動物みたいでいやだ。
ぼくは体育会系的な関係性に耐えられない。とくにやたらと先輩の話に感心するようなやつも後輩に向かって怪しげな理論を得々と開陳するやつも大嫌いだ。
思うに、ぼくがボディランゲージやジェスチャーや形態模写や抑揚をつけてしゃべるひとが苦手なのも似た部分だとおもう。
もしかするとぼくは普段から文章のようなしゃべりかたをしているのかもしれない。