知識データベースとしてのページ機能

個人キーワード的なページがつくれるとうれしい、というはてなアイディアの提案関係のしつこい考察というかメモ。

人力はてなも知識データベース。

誰もが、自分用のメモや、あるいはまとまった文書として、日記とは別に、タイトルをつけて個人キーワードのようなものを作れることにする。

で、それだけなら、日記の特定の日付とか、過去日付とかをつかえばいいじゃん、ということにもなる。じっさいぼくは一千年代の日記をひそかにそうつかっていたりするし。

そこで、この個人ドキュメント・ページに、RSSや検索用のタグというかキーワードと、梗概を指定できるようにする。主要なタグは公式で意味をきめてしまって、セレクトボックスでえらべるほうが便利かもしれない。拡張可能なカテゴリー指定みたいな感じ。

あ、梗概とキーワードだけじゃなくそのページのライセンスも指定可能にするといいな。CCとか。現行でも先進的なブログツールのエントリーはセマンティックな意味づけ、梗概とかタグとかキーワードとか更新日付とかのメタデータを実はもっているんだけど、じつはこういうメタデータが強制的に付与されるとうれしいのは、スタティックなドキュメントで、日記エントリーじゃないんだよね。

で、自分の日記に自動リンクする機能がいるかどうかは微妙。あんまりいらないような気もする。ある意味で、パブリック・キーワードの意味がうすくなってしまうので、はてな的にはうれしくないかもしれない。

で、このドキュメント・ページをほかのひとのも横断検索できるようにする。

googleより検索精度はいいはず。しかも、日付管理ではなく、タイトル管理ならば、おそらく、ノイズは、比較すれば、少なくなる。

http://i.hatena.ne.jp/idea/420
これ、もう1000いってしまったんだよなあ。ベットするポイント少しからはじめればよかった。

独立したサービスとして、というのではおそらくうまくいかない。はてなグループをつかえばいまでも似たことはできるが、そうしている人は少ない。日記と高度に統合されてるほうがいい、ということだろう。いまの編集画面のインターフェイスで言えば、左上の「日記を書く」の下に「ページを書く」がついていて、それをくりっくすると、ほぼ日記と同じフォームが出てくる、そういう感じ。

要するに、考えてみれば、略記法で普通のホームページを作れる機能、でしかないといえばそうなんだけど、セマンティックに検索精度があがる工夫をつければ、意味が出るんじゃないだろうか。純粋に自分のためのメモのつもりでやっていて、結果としてデータベースができてくるというのは、フォークソノミーと似てる。

かんたんにイメージで言えば、ここみたいな使い方をサービスとして実装するといいんじゃないか、ということ。そういう意味で、個人キーワード、というプレゼンの仕方は、いたしかゆしで、わかりやすいけど、別に辞書として使う必要は全然ないわけで。
http://d.hatena.ne.jp/hakuriku/10010102

フォトライフなんかも、うまーくやれば統一したインターフェイスでやれそうな気もしなくはない。